北海道や沖縄など国内でも飛行機を利用していく観光地はたくさんあります。
しかし、日常的に利用していないためか、飛行機の予約の仕方や搭乗する際の流れを知らない人も多く、お得に飛行機に乗ることができたのに失敗してしまうことも多々あります。
僕も一人旅で初めて飛行機を予約から搭乗までやった時は、余計なお金を払ってしまいましたし、空港で一人パニックになっていました。
しかし、今では空を飛ぶという特別な体験を楽しめるようになりました。
本記事では、飛行機の予約の仕方や飛行機の乗り方、空港に着いてから搭乗するまでの流れを解説していきます。
この記事読めば、飛行機を利用する際の不安や心配が解消され、お得に飛行機に乗ることができます。
僕が日本全国を旅して得た知識や経験を凝縮しました。
スムーズに飛行機を利用したい、空港での手続きに不安がある方はぜひ読んでいってください。
自宅から最寄りの空港を探す
あなたの住んでいる場所から一番近い空港を探しましょう。
例えば、那覇市に住んでいるなら那覇空港ですし、東京に住んでいるなら羽田空港など
といった感じで、Googleで「○○(住んでいる地域)空港」と検索してみてください。
空港までのアクセスを調べる
最寄りの空港を発見したら、必ず自宅から空港までのアクセスを確認してください。
空港によっては、人里離れた山中や海の上などに建設されている場合もありますので、地図上で見たときのイメージよりも、移動に時間がかかってしまう場合があります。
その場合は、他の空港も候補に入れてみてください。
僕は静岡県在住ですが、静岡県といえば富士山静岡空港があります。
しかし、富士山静岡空港へのアクセスは車しかないため、中部国際空港のほうがアクセスがしやすい。ということがあります。
(直線距離でいえば、富士山静岡空港のほうが近い)
少し離れた場所でも、直通の電車がある、送迎バスがあるなどアクセスが便利な空港を選んだほうが楽だったりします。
よく調べてみてください。
飛行機の搭乗する便を決める
空港を決めたら搭乗する「便」を決めてください。
といっても、電車のように一時間に何本も便があるわけじゃないので、ほとんど選べないと思います。
まずは、目的地に何時に到着したいか?を決めます。
そのためには、一人旅のスケジュールを大まかに決める必要があります。
こうすると、最初の目的地周辺の空港に何時に到着すればいいかが分かります。
飛行機は電車と違って、降りたらすぐ移動できるわけではなく、荷物受け取りなどの作業が発生するので、短くとも30分、余裕を持つなら一時間。空港に滞在すると考えておいてください。
例えば、北海道の新千歳空港に午後1時に到着したい。とします。
荷物受け取りや移動に30分かかるとして12時半までに新千歳空港に到着する便に搭乗しなければいけません。
搭乗する予定の空港の便を調べて12時半までに到着する飛行機を予約すれば、新千歳空港に午後1時に到着できるでしょう。
飛行機の便の探し方
まずは、” class=”ek-link”>エアトリという飛行機専門の予約サイトにアクセスしてください。
空港のサイトにアクセスしてフライトを調べることもできるのですが、1週間までの便しか掲載されていなかったり、サイトがわかりずらかったりとあまりおすすめできません。
エアトリなら、電車の乗り換えアプリのような感じで検索できるので便利です。
エアトリとは
” class=”ek-link”>エアトリとは航空券比較サイトです。
出発する空港と日にち、帰りの空港と日にちを入力するといくつか料金プランが表示され、航空会社や航空券を比較し、簡単に最安値を探すことができます。
あくまで、最安値を探すので、エアトリで予約すると割引されるというわけではありませんが、飛行機の料金は、搭乗日までの日にちと航空会社で料金が大幅に違います。
ほとんどの航空会社では、出発日の21日前までに予約すれば大きく割引されるというサービスを提供し、航空会社で料金が大きく違っています。
そのため、様々なプランや航空会社を一括で検索できるエアトリが人気を集めているというわけです。
航空会社の割引サービスについてはこちら
エアトリはこんな人におすすめ
航空券の最安値を探していたり、航空会社にこだわりがない人はエアトリを利用すると非常に便利です。
飛行機は普段利用しない分、検索に時間がかかりますし、料金も高額です。
時間とお金を節約するためにもエアトリを利用することをお勧めします。
飛行機の予約番号などを控えておく
大事なものなので、予約画面を印刷しておく、写真を撮っておく、
予約確認メールをスマホなどに転送して保管しておくなど、
何かあったときに確認できるようにしておいてください。
飛行機の乗り方、空港に着いてから搭乗するまでの流れ
空港についてから飛行機に搭乗するまでおよそ1時間かかります。
1時間から1時間半かかると思って時間を計算してください。
空港に到着したらカウンターでチェックイン
国内線・国際線を確認して各航空会社のチェックイン機へ向かいます。
日本国内へ行く場合は国内線、国際線は外国へ行く場合に向かってください。
eチケットを持っている場合は自動チェックイン機へ。
もっていない場合は各航空会社のチェックインカウンターへ向かってください。
搭乗手続き自体は5~10分ぐらいで終わります。
問題はチェックインに締め切り時間があること。
JAL・ANA・スカイマークは出発時刻の20分前、LCC各社は出発時刻の30分前と決まっています。
締め切り時間に間に合あわないと、予約をしていても乗らないと判断されてしまうので気を付けてください。
急な出張等で時間が無い時は事前チェックインサービスもあります。
JALは「タッチアンドゴー」ANAは「スキップサービス」です。
チェックイン機でのチェックイン
チェックイン機では事前にネット予約で発行されたバーコードや確認番号を使ってチェックインします。
その後、予約情報の確認、ルールや注意事項、座席指定の確認を行い、
すべて終了するとQRコードの付いた青いチケットが出てきます。
青いチケットは身体検査を行う保安検査場や搭乗ゲートで使いますので
なくさないよう、取り出しやすい所に保管してください。
チェックイン後、手荷物検査を受ける
搭乗する航空会社の手荷物カウンターで荷物を預けます。
X線を使って荷物の中をチェックされ、預け入れ不可なものがあった場合
その場でゴミにするか、宅配便で家か旅行先に届けることになります。
スマホや財布、金属製のアクセサリーなどは手持ちカバンに入れるか、トレイに入れて預けます。
金属のバックルがついたベルトなどは外した方が良いでしょう。
僕は、留め具?(バックル)が金属のベルトをしていましたが、金属探知機に引っ掛かりました。
保安検査場は、各航空会社によって締め切り時間が決められている
JAL、ANAは離陸時刻の15分前前
ピーチ、ジェットスターなどのLCC(格安航空会社)は25分前
となっています。
時間に余裕をもって行動しましょう。
特に、LCC(格安航空会社)は搭乗口が保安検査場から離れていたり、飛行機が搭乗口から離れていて時間がかかるケースがありますので余裕をもって行動しましょう。
保安検査場での検査を終えれば搭乗ゲートが書かれている紙がもらえます。
搭乗ゲートに向かいましょう。
飛行機に手荷物として持ち込めるもの、持ち込めないもの
手荷物では持ち込めないもの
そもそも、手荷物では持ち込めないものがあります。
これらは、カウンターで預けなければならないものです。
もしこのようなものが保安検査場で見つかると預かってもらえません。
宅配便で自宅か旅行先へ送ることになるか、ゴミとして処分することになります。
機内に持ち込める手荷物のサイズ
機内にもって行ける手荷物は、
JAL・ANA
合計重量10kg以内で身の回り品(ハンドバッグ、カメラ、傘など)のほか、手荷物1個まで。
サイズは、100席以上の便の場合、3辺(縦・横・高さ)の合計が115cm以内(55㎝×40㎝×25㎝)
100席以下の便の場合、3辺(縦・横・高さ)の合計が100㎝以内(45㎝×35㎝×20㎝)以内となります。
LCC ピーチ・ジェットスター
ピーチでは
身の回りのもの+手荷物の合計2個。重さは合計10kg
ただし、2018年10月28日搭乗分より7kgに変更するもようです。
サイズは3辺合計が115㎝以内。
ジェットスターでは
重量が合計7kgオプションで10kgまで増やすことができます。
サイズは3辺合計が115㎝以内です。
X線検査の次は重量を計ります。
預けることが出来る荷物のサイズ
JAL・ANA
JALでは
一人につき20kgまで無料、ファーストクラスは45kgまで預けることが出来ます。個数制限なし、3辺(縦・横・高さ)50㎝×60㎝×120㎝以内
ANAは
20kgまで無料、プレミアムクラスは40kgまで。
個数制限なし、3辺(縦・横・高さ)の合計が203㎝以内。
JAL、ANAともに
重量超過手荷物料金を払えば20kgを超えても預けることが出来ます。ただし、1個あたり32kg、合計100kgを超える場合は預けられません。
LCC ピーチ・ジェットスター
ピーチ
預けることが出来る荷物は1個あたりの重量が20kgまで、
3辺の合計が203㎝までです。
料金はインターネットで予約したか、空港カウンターで予約したかとか、予約した料金コースによっても料金が違います。
例、シンプルピーチなら一個目1200円、二個目も1200円。
バリューピーチなら一個目無料、二個目は1200円など。
ジェットスターでは
重量枠を15kg~40kgまで5kg単位で、一人当たり選ぶ方式。
一個あたりの最大重量は32kg。個数制限なし。
持ち込み可能なキャリーケースの目安
こちらのキャリーケースの38Lまでなら機内持ち込みができます。
金属探知機を通過するとき、身に着けていると反応するもの
・スマホ、ノートパソコン、タブレット、携帯ゲーム機、時計などの電子機器
X線検査機を通してもデータが消えるようなことはありません。
・財布、小銭入れ
よくポケットの中に小銭を入れてしまう癖のある人は要注意です。
・金属製のアクセサリー
外すのに時間のかかるアクセサリーは事前に外しておきましょう。
混雑しているときは迷惑になってしまいます。
・カギなどの小物
・大きな金属のついた衣服、ベルトのバックルなど
安全靴や装飾品がついた服なども反応します注意してください。
などは金属探知機に反応する可能性があるので、外してトレイに入れ係員さんに渡してください。
カバンに入れたままにすると再検査になるもの
・ノートパソコン、タブレット、モバイルバッテリーなどの電子機器
・虫よけスプレー、ヘアスプレー
・ライター
・ヘアアイロン
・液体類 ペットボトルや水筒など
これらは、カバンに入れておくとカバンを開けて再検査になります。カバンから出しておきましょう。
開封後のペットボトルは液体専用の機械でチェックされます。
これって液体?飛行機に乗るときに要注意な液体
なお、液体に関する制限は国内線と国際線で違いがあり、国際線のほうが厳しくなっています。
国内線
国内線は危険物でなければ機内に持ち込めるほか、荷物としても預けることが出来ます。
ただし、
化粧品やマニュキアなどの0.5Lまたは0.5kg以上の化粧品などの液体
スピリタスなどのアルコール度数70%を超えるお酒。
塩素系や混ぜるな危険と表記された洗剤。
接着剤などは預けることも機内に持ち込むこともできません。
国際線
国際線は国内線に比べて液体の制限が非常に厳しく設定されています。
スムーズに保安検査場を抜けるには
飛行機にのるためには色々なルールを守ることになります。
難しいことはありません。スムーズに保安検査場を抜けるには
・バーコード(QRコード)のついた航空チケットを取り出しやすい所に保管しておく
・ビニール袋などに財布やスマホなど小物をまとめておく
わざわざ保安検査場で取り外すと時間がかかります。あらかじめまとめておくとスムーズに事が運ぶでしょう。
非常にめんどくさい保安検査場だと思いますが、安全のためです。
食事や休憩はこのタイミングで
保安検査場を抜けたら搭乗ロビーで待機することになります。
食事や休憩はこのタイミングでとってください。
離陸10分から15分前になると搭乗アナウンスが流れます。
それまでにトイレや食事を済ませておきましょう。
飛行機の中にもトイレがあるとはいえ、離陸時は動けませんからね。
アナウンスがあっても搭乗する順番は決められています。
1、小さな子供や赤ちゃんを連れている人、妊娠中の人、お手伝いを希望している人。
2、ファーストクラスを利用する人
3、後ろの方の座席の人。
4、すべての人
といった順番で案内されます。焦らず自分の順番を待ちましょう。
いよいよ離陸!
飛行機にのったら、客室乗務員さんの指示に従いましょう。
離陸してしまえば、あとは目的地までのんびりと待つだけです。
モニターがあれば番組を見るなり、飲食をするなり、眠ってしまうなり。
着陸後
荷物を預けた場合は荷物受取所へ向かいましょう。
乗ってきた飛行機の便名を確認し、ベルトコンベアで荷物が流れてくるのを待ちます。
荷物が流れてきたら、荷物預かり時にもらった預かり状を見て、荷物と預かり状が一致していることを確認してください。
なお、荷物受け取り所を出ると再入場ができませんので、荷物の取り忘れには十分注意してください。
荷物を受け取ったら出発です!この先はあなたが作ったスケジュールに従って行動してください。
台風が来ると飛行機が欠航になる可能性があります。
特に国際線のある空港は、想像以上に広く迷いがちです。
国内線のみの空港も小さい分、受付カウンターが分かりずらいこともあります。
とにかく慣れていないうちは「飛行機に乗ることは特別なこと」だと肝に銘じて
時間に余裕をもって行動してください。
あなたの旅が成功することを願っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。