旅行の移動手段には、いろいろな方法がありますが、レンタカーを借りる人は意外と少ないように思います。
僕も、今までレンタカーは避けていました。自分で運転するのは面倒ですし、交通量の多い道路での運転に自信がなかったからです。
しかし、意を決してレンタカーを借りてみると、レンタカーの便利さや格段に上がる自由度に感動しました。
そこで本記事では、実際に一人旅でレンタカーを借りてみた感想やメリット・デメリット。レンタカーの借り方と返し方を分かりやすく解説します。
この記事を読めば、レンタカーを借りるべき状態が分かりますし、レンタカーを借りる際の不安もなくなり、最高の旅行を堪能することができます。
僕が、日本全国を回って得た知識や経験を凝縮しました。
旅行で失敗したくない方は、ぜひ読んでいってください。
一人旅でレンタカーを利用すると損をする? 2~4人のほうがお得ではある
レンタカーは、借りる日数や車種によって料金が違います。
そのため、一人で借りるよりも、2~4人で借りて割り勘したほうが一人頭の出費は抑えられます。
5人以上となると、借りられる車種が限られてくるため、そこまでお得感はなくなりますが、複数人で借りたほうがお得なのは事実です。
一人旅でレンタカーを借りるなら こんな状況がおすすめ
乗ってみたかった車がある
僕は普段、軽自動車を利用しているのですが、今回ハイブリット車をレンタルしてみました。
前々から興味がありましたし、お金の問題もあり手が出せない状態だったので、レンタルしてみました。
目的地周辺に公共交通機関がない
目的地までタクシーで30分など、観光地によっては電車やバスが無い場所もあります。
僕が行った乳頭温泉もそうでした。(巡回バスはあります)
問題なのは、自分で運転するのは疲れるということですね。
公共交通機関なら、座っているだけで移動できますので、レンタカーで山道を走行するのは疲れました。
時間に縛られたくない
レンタカーなら、電車のダイヤを気にせず移動できます。
公共交通機関を利用する場合、出発時刻はどうしても気になります。
しかも、5分から10分ぐらいは駅で待機する時間になってしまうので、もったいないですよね。
レンタカーなら待機している時間も移動することができるので、便利です。
北海道を移動する
北海道はとても広大で、場所によっては電車や新幹線がない場所もあります。
僕も昔北海道に行ったときは、電車が無かったのでタクシーを利用しました。
当時は雪の季節だったので、レンタカーは怖かったのですが、夏に行くことがあればレンタカーを借りて好きな場所に移動したいですね。
実際に一人旅でレンタカーを借りてみた感想
すごく良かったです!
今回は、乳頭温泉に行くために秋田空港のオリックスレンタカーからレンタルして、乳頭温泉に向かいました。
乳頭温泉で湯めぐりするためには、湯めぐり巡回バスを利用する必要があったため、自由に移動できる手段が欲しいと思い、レンタカーを利用してみました。
レンタルしたのは、ハイブリットカーのアクアです。
一人旅だったので、軽自動車にしようかとも思ったのですが、一度ハイブリットカーに乗ってみたかったので思い切ってレンタルしました。
レンタカーの料金はこれぐらい
今回、1泊2日のスケジュールでレンタカーを借りました。
料金は税込みで19371円
内訳は、レンタル料金が15851円 免責補償制度 2200円 レンタカー安心パック 1320円 でした。
免責補償制度とは、万が一事故を起こしてしまった場合に免責額の支払いが免除されます。
レンタカー安心パックは、レンタカー利用中に事故を起こしてしまったり、故意に故障させたりした場合、レンタカーを修理に出す必要があります。
その間、レンタカー会社はそのレンタカーをレンタルに出すことができませんよね。
となると、その分の補償を利用者が負担しないといけません。
レンタカー安心パックは、その負担が免除される制度です。
どちらも、事故が起きた時のための保険ですが、万が一もありうるので、加入しておきました。
乗り慣れてない車に乗るのが不安だった→割とすぐ慣れた
僕は普段、軽自動車なので乗り慣れてない車の運転が不安だったのですが、意外とすぐ慣れることができました。
これは人によるので何とも言えませんが、週に1~2回ぐらい運転している人なら大丈夫かな?と思います。
完全にペーパードライバーの人には厳しいかもしれません。
一人旅でレンタカーを借りるメリットとデメリット
一人旅でレンタカーを借りるメリット
行動範囲が広がり、自由に移動できる
あなたが行きたい観光地やスポットへ時間の制限なく自由に移動できます。
元々の計画にない場所に行くこともでき、暇な時間が出来てしまったときにも便利です。
電車やバスのダイヤを気にする必要がない
電車やバスなどの公共交通機関を利用すると、どうしてもダイヤを気にする必要があったり、駅で待っている時間が必要になったりと、時間を縛られてしまいます。
レンタカーなら、待ち時間も必要ありません。
目的地が駅から距離がある場合もあります。その場合もレンタカーなら、問題ありません。
旅行バッグをレンタカーの中においておける
旅行カバンを持ったままだと移動の際に邪魔になります。
そこでコインロッカーやホテルに預けておくことを推奨しているのですが、レンタカーがあると、車の中においておけるので預ける手間を省くことができます。
お土産で荷物が増えてしまった場合にも便利です。
カーナビやETCなどが付属している
旅行先を移動するときは、カーナビが非常に便利です。
僕も、乳頭温泉に行ったときはずっとカーナビに頼ってきました。
高速道路を利用するときは、ETCが役に立つでしょう。最近では、ETC専用の出入口も増えてきました。
レンタカーによっては搭載しているカーナビのデータが古くて、目的地が検索できないときがあります。そのときは、スマホのマップアプリを使ってください。
一人旅でレンタカーを借りるデメリット
疲れたとしても運転を変わってくれる人がいない
一人旅だと、運転に疲れてしまったとしても変わってくれる人がいません。
長距離を移動するときは、あらかじめ休憩できるポイントを探しておきましょう。
一般道でも、道の駅があちこちにあります。
あらかじめ調べておくと便利です。
電車やバスに比べると割高になってしまう
複数人でレンタカーを借りる場合、料金を割り勘できるため、一人旅でレンタカーを借りるとどうしても割高になってしまいます。
同じ距離を移動するなら、やっぱり電車やバスのほうが安いですし。
一人旅のおすすめレンタカーはなに? 軽自動車やコンパクトカーがおすすめ
一人旅でレンタカーを借りるなら軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。
・一人旅なので大きい車は必要がない
・小回りが利くので、駐車もしやすい
・大きな車に比べたら費用も安くできる
といったメリットがあります。
僕が借りた「アクア」はハイブリットカーなので、とても静かでパワーがあり、山道もスイスイと運転することができました。
レンタカー比較サイト→格安レンタカー予約 スカイチケットレンタカー
レンタカーの借り方ガイド
1.ネットで検索する
レンタカーの予約は、インターネットを利用するのが便利です。以下の手順で予約を進めましょう。
レンタカーを比較検索できるサイトにアクセス: まずは、全国のレンタカー会社を比較できるこちらのサイトにアクセスしてください。
レンタカー比較サイト→格安レンタカー予約 スカイチケットレンタカー
必要情報の入力: 借りたい日時、車種、借りる場所などの情報を入力します。
料金の確認: 料金の見積もりが表示されますので、内容を確認します。
オプションの選択: 必要なオプション(カーナビ、チャイルドシートなど)を選択します。このサイトでは、事故が起きた時などに使える安心パックなどのオプションは、店頭で申し込むことになります。
個人情報の入力: 名前、連絡先、運転免許証番号などの必要な個人情報を入力します。
支払い: クレジットカード情報を入力して、予約を確定します。
予約確認メールの受信: 予約が完了すると、確認メールが送信されますので内容を確認してください。
2. レンタカー会社の選び方
レンタカーを借りる際には、まず信頼できるレンタカー会社を選ぶことが重要です。以下のポイントを参考にして、最適なレンタカー会社を見つけましょう。
- レンタル場所: 自宅や出発地(空港や駅など)から近いレンタカー営業所があるかをチェックしましょう。
- 評判とレビュー: 検索後の画面の右上の星マークで営業所の評判やレビューを確認できます。他の利用者の体験談が参考になります。
- 料金: 各社の料金を比較しましょう。特に、追加料金やオプション費用についても確認が必要です。
- サービス内容: 保険の内容やロードサービスの有無など、提供されるサービスの内容を確認しましょう。
- 車種のラインナップ: 借りたい車種があるかどうか、またその車の状態が良いかどうかを確認しましょう。
3. 当日お店で必要な物、借りるときの手順
当日レンタカーを借りる際に必要なものと手順について説明します。
当日お店で必要なもの
- 運転免許証: 有効な運転免許証を必ず持参しましょう。
- クレジットカード: 支払いに使用したクレジットカード。
- 予約確認書: 予約確認メールや印刷した予約確認書が確認できるようにしておいて下さい。
借りるときの手順
- 受付に行く: レンタカー営業所の受付に行き、予約内容を確認します。
- 必要書類の提示: 運転免許証とクレジットカードを提示し、必要な手続きを行います。
- 車の確認: 借りる車の外観や内装を確認し、傷や汚れがないかチェックします。必要なら写真を撮っておいてください。返却時にガソリンを使った分補充する必要があります。ガソリンメーターも撮影しておくと便利です。(おそらく満タンの状態でレンタルできると思いますが)
- 契約書の確認と署名: 契約書の内容を確認し、署名します。
- 鍵の受け取り: 車の鍵を受け取り、出発準備が完了します。
4. レンタカーの返し方
レンタカーを返却する際の手順について説明します。
- ガソリンの補充: 返却前に、車を借りた時と同じレベルまでガソリンを補充します。
- 返却場所に到着: 返却場所に車を運転して到着します。
- 車のチェック: 車の状態をスタッフと一緒に確認します。傷や汚れがないかチェックします。
- 返却手続き: 鍵を返却し、返却手続きを行います。必要に応じて、返却時の明細書を受け取ります。
- 料金の精算: 追加料金が発生している場合は、クレジットカードで支払いを行います。
以上がレンタカーの借り方と返し方のガイドです。事前の準備と確認をしっかり行うことで、スムーズにレンタカーを利用することができます。
レンタカーの料金
レンタカーの料金は様々な要素によって異なります。主な要素としては以下のようなものがあります。
車とクラス:車が大きくなるほど料金が高くなる
コンパクトカー、ミッドサイズカー、SUV、バン、高級車などの車種やクラスによって料金が異なります。
レンタル期間が長くなるほど料金が高くなる
1日、1週間、1ヶ月などのレンタル期間に応じて料金が変わります。
レンタルする営業所の場所
都市部や空港のレンタルは料金が高くなる傾向があります。また、観光地や繁忙期(例:夏休み、年末年始)も料金が高くなる傾向があります。
保険とオプション
基本料金に含まれる保険以外に追加の保険やオプション(例:カーナビ、チャイルドシート、ドライバー追加)を選ぶと料金が増加します。
レンタカーの料金は、レンタカー会社によって変わるため、サイトでしっかりと確認してください。
レンタカー比較サイト→格安レンタカー予約 スカイチケットレンタカー
一人旅のレンタカー利用術 まとめ
実際に自分がレンタカーを利用してみて、得られた体験をまとめてみました。
一人旅でレンタカーを借りるとなるとちょっと抵抗がある人も多いと思いますが、ぜひ一度レンタルしてみてください。
確かに疲れますが思っている以上に快適です。
レンタカー比較サイト→格安レンタカー予約 スカイチケットレンタカー
ここまで読んでくださってありがとうございました。
レンタカーについてよくある質問
レンタカーの乗り捨てって何?
乗り捨てサービスとは、レンタカーを借りた店舗とは違う店舗にレンタカーを返却することです。「ワンウェイレンタカー」と言われています。
たとえば、東京でレンタルして大阪の営業所で返却するといった使い方です。
返し方以外は、通常のレンタカーと変わりないですが、レンタカー会社によって料金や営業所が違うので注意してください。
乗り捨てにかかる費用
レンタカー会社で設定された同一のエリア内なら無料のところが多いです。
県外の営業所になると、距離に応じて料金がかかります。