一人旅に行く予定を立てたら雨の予報だった・・・こればかりはどんなに旅慣れしていても防ぎきることはできません。
かといって旅行をキャンセルするのはもったいないです。
僕も日本全国を回って何度も雨に降られました。時には台風の接近により九州から飛行機が離陸できず、新幹線で帰ったこともあります。
そこで本記事では、旅行先に雨の予報が出た時に準備しておくことや、雨でも楽しめる旅行術をご紹介させていただきます。
この記事を読めば、あいにくの天気でも一人旅を楽しむことができますし、突然雨に降られても安心して行動することができます。
僕が日本全国を回って得た知識や経験を凝縮しました。雨が降るかもしれないと不安な方や一人旅を中止するかどうか悩んでいる人はぜひ読んでいってください。
天気予報の的中率は85%以上
まずは、「天気予報は当たるのか?」ということから確認していきましょう。
気象庁のHPに天気予報の精度についてのデータが載っていました。
気象庁の天気予報精度
これによると・・・
東京都の降水の有無の的中率は85%以上。
最高気温の予報誤差は80%以上 となっています。
降水の有無・・・どのくらい雨が降れば降水になるのかはわかりませんが、85%以上となるとかなりの的中率ですね。
このデータにより、天気予報は当たる可能性が高いということがわかりました。
旅行先が雨の予報のときはどうするか
・日程を変える
屋外の観光地を巡る旅行を楽しむには、日程を変えるのがベストです。
しかしホテルのキャンセル料、新幹線などの予約など様々な問題が発生します。
そのため「雨の予報が出ているから日程を変更する」というのは現実的ではありません。
・雨でも楽しめるスポットの情報を集めておく(博物館、ショッピングモールなど)
博物館、美術館、水族館、ショッピングモールなど雨が降っても楽しめる場所を事前に調べておき、雨が降った時の用プランを決めておきましょう。
雨でも楽しめるスポット
博物館、美術館、水族館、百貨店、ショッピングモール、スーパー銭湯など
・ホテルの設備を利用する
ホテルによってはゲームセンターや屋内プール、さらにマンガ喫茶まで
室内でも楽しめる設備が整っているホテルがあります。
伝統工芸品などの○○体験などの体験会も行っているホテルもあるので、探してみてください。
マッサージやエステなどのサービスを受けることも出来ます。
アロママッサージを受けて、一日中ホテルでのんびりするのもいいものですよ。
・自分で用意できる暇つぶし方法を準備しておく
動画を見放題にできるサービスや携帯ゲームなど、暇つぶし方法を決めておけばホテルから移動できなくなっても暇をつぶすことができます。
暇つぶし方法についてはこちらの記事でまとめました。ぜひ参考にしてください。
・雨具を用意しておく
折り畳み傘など雨具を用意しておきましょう。
雨がっぱやレインブーツはかさばるのであまりお勧めしません。多少の雨なら折り畳み傘で十分です。出来るだけ軽いものがおすすめ。
濡れたものを入れておく用のビニールがあると便利です。
小さくて軽いおすすめ折り畳み晴雨兼用傘
とにかく軽いG-ゼロ折り畳み傘
出来るだけ軽くて、荷物にならない傘でおすすめなのが、G-ゼロという晴雨兼用の折り畳み傘です。
重量はたったの99g(Mサイズの卵2つ分)折り畳み出来る上に晴雨兼用傘なので、晴れの日でも雨の日でも役に立ちます。
デザインもシンプルですので、男性でも気兼ねなく使うことができるでしょう。
11.7cmの最小折り畳み傘 ミラクルテック
折りたたむと手のひらサイズになる折り畳み傘です。
小さなショルダーバッグにもすっぽり入るサイズで、荷物の中に入れても邪魔になりません。
UV加工はされていますが、雨傘なので紫外線対策としては心もとないので、注意してください。
旅行当日が雨だったときの服装
濡れてもいい服装
雨の予報が出ているなら、濡れても大丈夫な服を選びましょう。
合成繊維(化学繊維)
ナイロン
軽量で耐水性が高いナイロンがあります。登山用ウェアやレインコートによく使用される素材です。
ポリエステル
水吸収しにくく、乾燥性が高い素材です。スポーツウェアやアウトドア製品に多く採用されています。
撥水加工された素材
DWR(耐久撥水加工)
「耐久撥水加工」が施された布地は、表面に水をはじく性能が付与されています。
ジャケットやパンツなど、アウトドア用に多く見られます。
シリコンやテフロンコーティング
表面に特殊な化学コーティングを施して、水を弾きやすくしています。
傘やレインウェアなどに使われています。
ウインドブレーカーなど防水性の高いアウターもおすすめです。
楽天で防水性の高いアウターをみる 楽天で防水性の高いキャリーバッグをみる雨の日は避けるべき服装
雨(水)に影響を受けやすい服装はやめておきましょう。
例えば
・革製品
革製品は濡れると濡れジミになりやすく、濡れた部分が固くなってしまいます。
・丈の長いスカートやズボン
水たまりで濡れやすいので避けてください。
・色移りするもの
デニムなど色移りする可能性があるもの。
・靴をどうするか?
出来ればスニーカーなど歩きやすい靴が理想的です。
しかし、濡れてしまうのが気になるのであれば長靴やサンダルなど
濡れても大丈夫な靴も候補に入れましょう。
もう一足替えの靴を持っていきたいところですが、あまりにかさばるので
おススメはできません。
台風の時は素直にあきらめることも大事
台風は普段の雨とは比べ物にならないほど被害をもたらす危険なものです。
僕は以前、沖縄に行ったとき台風が接近してダイビングが中止になり、美ら海水族館で一日過ごしました。
九州に行ったときは、帰りの飛行機が飛ばずに新幹線で6時間かけて帰ることになりました。
直接の被害が無くても、公共交通機関は止まってしまう可能性があります。
楽しみにしていた旅行をキャンセルするのはとっても嫌ですが、危険を感じたら無理をしないことも大切です。
台風の場合はキャンセル料が発生しない可能性が高い 運営会社やホテルなどに問い合わせてみよう
台風の接近や大雪で危険がともなう場合、ホテルや飛行機などはキャンセル料なしでキャンセル出来る場合があります。
僕の経験では、九州からの帰りの飛行機が台風で飛ばなくなり、料金を全額返金してもらったり、冬の富士山の周辺へ行こうとしたとき、まれにみる大雪のため危険と判断しホテルに問い合わせたところキャンセル料は免除してもらいました。
台風が近づいている場合は、無理をせず運営会社やホテルにキャンセルの問い合わせをしてください。
旅行先で突然雨に降られた時の対処法
・とりあえず雨宿りする
小雨ならすぐにやむ可能性もあります。服が濡れてしまうと風邪をひく原因になってしまいますので、近くに雨宿りが出来そうな場所を探してください。
・雨具を使って一人旅を再開する
本降りになった場合は簡単にはやまないので、雨具を使って雨をしのいでください。
・雨の日用のプランに変更する
雨の勢いが強ければ雨の日用プランに変更してください。
ゲリラ豪雨の可能性もありますが、30分以上雨が降るようなら晴れる可能性は低いと思われます。
30分様子を見て判断してください。
雨の旅行を満喫するための究極のガイド まとめ
一人旅は日常から離れて心と体をリフレッシュする特別なイベントです。
雨が降ってしまうと楽しめないイベントもたくさんありますが、
雨の予報が出たからと言って中止にしてしまうのはもったいないと思います。
天候の変化によってプランを変更しても誰にも文句は言われませんし、
雨の日だからこそ周りの景色を楽しむこともできます。
あなただけの一人旅をぜひ楽しんでください。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
「体験談」レンタサイクルを利用したら雨が降ってきました
京都へ一人旅に行ったときレンタサイクルを借りました。
初日は曇りだったので問題がなかったのですが、2日目が土砂降りの雨。
あらかじめ雨の予報が出ていたので事前にレインポンチョを用意。
実際に、土砂降りの中自転車で京都の街を回ったのですが・・・
こんな感じで、雨天でのレンタサイクルは、やらないほうがいい。といった結論に至りました。
やっぱり、雨の予報が出た時は
といったことをしたほうがいいと思います。
もし、雨の予報が出ているのにレンタサイクルを利用する場合は
といった対策が必要になります。
レンタサイクルは自由に行動できる範囲が劇的に広がりますので、ぜひ利用してほしいところですが、雨の日に無理に自転車を利用するのは危険だと思います。
安全に十分注意しつつ、体力に余裕があるときに利用してください。
・旅行先に雨の予報が出てしまった。どうすればいい?
・中止するとキャンセル料がかかってしまうよね・・・・。
・突然雨が降ったときのことも考えて準備しておくべきなんだろうか