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「宮城県仙台市一人旅」戦国武将 伊達政宗ゆかりの名所を巡る旅 瑞鳳殿から仙台市博物館を周り、仙台城跡へ 

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皆さんこんばんは、蜜柑です。

仙台に一人旅に行ってきましたぁ!

ので、観てきたものをレポートしたいと思います。

今回は、伊達政宗ゆかりの名所ということで

・伊達政宗の霊屋「瑞鳳殿(ずいほうでん)」

・仙台市博物館

・伊達家の居城跡「仙台城跡」

を見物してきました。

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両目がある?伊達政宗像

伊達政宗の胸像

「独眼竜」として有名な戦国武将ですね。

僕は「戦国バサラ」のイメージが強いので、やたらとハイテンションで「レッツ!パーティー!!」って言ってるイメージがあります。すいません。

伊達政宗は永禄10年(1567年)に米沢に生まれました。

幼少の頃に天然痘により右目を失明してしまいます。

このことから、右目に眼帯をした「独眼竜」のイメージがついたきっかけになったんでしょうね。

仙台市博物館に伊達政宗の肖像画などが展示してありました。

しかし、どれも両目が開いているんですよね~。

上の画像の伊達政宗の胸像も両目がしっかりと造られています。

なんでかというと、体の一部を失っていることは不幸だという考え(ニュアンス的には縁起が悪いとか、みっともないという意味もあったのかな?)を伊達政宗は持っており、肖像画を描く際には「両目がちゃんとそろっているように」と命令したそうです。

だから肖像画や銅像にはちゃんと両目を開いた形になっているんですねぇ。

伊達政宗ってどんな人?

伊達政宗は18歳で家督を継ぐと、わずか5年で奥羽最大の戦国大名となります。

しかし、豊臣秀吉の天下統一で戦国時代は終焉を迎え、関ケ原の戦いでは徳川側に味方し寛永13年(1636年)に66歳で生涯を終えました。

文武両道で趣味を多彩であったといわれ、直筆の書状は1000点以上も現存しています。

仙台市博物館には、外国との貿易をするため相手の国王に当てた手紙も残っていました。

他にも、馬を華やかに飾ったり、金の飾りを付けた衣装を着るなど立ち振る舞いの派手な人のことをさす「伊達者」の語源とも言われています。

伊達男の霊屋 瑞鳳殿

瑞鳳殿

瑞鳳殿公式サイト→https://www.zuihoden.com/

瑞鳳殿(ずいほうでん)は、仙台市青葉区にある霊廟で、伊達政宗の霊を祀るために建てられました。瑞鳳殿は、彼の偉業を称え、永遠に記念するための場所です

瑞鳳殿は、伊達政宗の死後、1637年に初めて建てられました。

豪華絢爛な装飾が施され、桃山文化の影響を色濃く受けた建築物として評価されています。1945年の仙台空襲で一度焼失しましたが、1979年に再建されました。

再建にあたっては、可能な限り元のデザインに忠実に復元されているそうです。

瑞鳳殿へのアクセス

・仙台駅西口から「るーぶる仙台」にのり「瑞鳳殿前」バス停で下車する。

・タクシーを利用する 約10分

・仙台市地下鉄南北線「勾当台公園駅」で下車 タクシーで約5分

・瑞鳳殿の無料駐車場を利用する

瑞鳳殿を見学するにあたって、まずは仙台駅に行きましょう。

仙台駅から「るーぷる仙台」という観光巡回バスが出ているので利用すると便利ですし、一日乗車券を買うと割引がききます。

すーぶる仙台

るーぶる仙台公式サイト→http://loople-sendai.jp/

るーぶる仙台の料金は一律260円(仙台駅から1つ目のバス停で降りても260円、3つ目のバス停で降りても260円ということ)一日乗車券は620円なので3回以上乗る場合は一日乗車券の方がお得です。

運行時間は朝9~から16時が最終。15分から20分間隔で回っています。

「Suica」も使えます。僕の持っている「TOICA」は使えませんでした。

瑞鳳殿へのアクセスにはるーぶる仙台か市営バス、もしくはタクシーかレンタカーといった感じでした。

るーぶる仙台に乗り、瑞鳳殿に向かいます。

平日にもかかわらず満員です。

10分ぐらいで瑞鳳殿バス停に到着しました。

まぁこのくらいは、日々筋トレしていますからね。らくしょーですよらくしょー。

ひぃ・・・ひぃ・・・。長いよ・・・長い・・・。

杖のレンタルとかやってるよ・・・ひぃ・・・。

なんとか上りました・・・疲れた・・・・。

正直、足腰の弱っている方や車いすの方はここまで来ることが出来ないと思います。

車で上ることもできそうですが、観た感じ駐車場もない模様。

瑞鳳殿の地図です。順序道り回っていきます。

今度は階段・・・。順路は左になります。

やっと階段を上り切りました。長い道のりだった・・・。

ここで入場料を払うことになります。550円です。るーぶる仙台の一日乗車券があると割引があります。

涅槃門(ねはんもん)

涅槃門

受付のすぐ隣に「涅槃門」があります。涅槃門は瑞鳳殿の正面門で涅槃とは煩悩を取り去った後の悟りの境地になる状態をいいます。

右側を進んでいくと

こんな風に階段を挟んで石の灯篭が並んでいます。

どうもこの灯篭は伊達政宗の家来たちが奉納したものらしく、家来一人一人の名前が書かれていました。ってことは・・・。

片倉小十郎の石燈

でたーーーー!片倉小十郎!!戦国バサラをプレイしたことある人ならおなじみですねぇ。

片倉小十郎とは「鬼の小十郎」と呼ばれた智勇兼備な武将。「小十郎」とは片倉家の当主に代々伝わる通称のことで、彼の父親からそう呼ばれるようになった。

かなりの美貌の持ち主であったとのこと。男性で美貌の持ち主なんて言われているからにはキレイなタイプのイケメンだったんだろうね。

家臣たちの灯篭が並ぶ階段を上ると

瑞鳳殿があります。

瑞鳳殿(ずいほうでん)

瑞鳳殿

昭和20年の戦火で一度焼失してしまいましたが、昭和54年に再建されました。

とにかくピカピカ、超キンキラ金。

日光東照宮も白くて派手だなぁと思いましたが、こっちは小さいながらも豪華賢覧。

あながちゲームのキャラクター設定も間違いじゃないのかな。

霊屋はキラキラですが左右に石碑が立っています。

絢爛豪華な瑞鳳殿のそばには殉死者供養塔があります。

主君が亡くなったときに、家臣がそのあとを追って自ら命を絶つことを殉死といいます。

主君伊達政宗の死に際して、家臣15名と陪臣5名の計20名が殉死しました。

その20名を供養するため建てられたのがこの石碑です。

戦国時代ってのは本当に壮絶ですね。

瑞鳳殿のすぐそばに瑞鳳殿資料館もありますので興味のある方はぜひ。

さて、瑞鳳殿の見学も終わったので先に進みましょう。

こんなところに自動ドア・・・?

逆走防止なのかな・・・?(反対側からは開きませんでした)

戊辰戦争 弔魂碑(ぼしんせんそう ちょうこんひ)

自動ドアを抜けるとこの石碑があります。

これは、戊辰戦争(慶応4年1868年~明治2年1869年)における仙台藩士及び旧幕臣ら殉難者1260名及び民間人で犠牲になった多くの方の霊を弔うために、伊達家(14代当主伊達宗基)と旧仙台藩士が出費し、明治10年に建立されたものです。

仙台という地は伊達政宗だけでなく戊辰戦争にも大きく関わっていたんでしょうか?

豪華絢爛な伊達家の霊屋とも違うため、ちょっと寂しい感じがしました。

・・・ある日、森の中、くまさんに、出会いたくないわ。

感仙殿(かんせんでん)

感仙殿

くまが出るという道を進んでいくと感仙殿があります。

ここは、2代藩主、忠宗の霊屋です。明治初年に本堂以外は取り壊された上、本堂も戦火で焼失してしまう。

しかし、昭和60年に再建されました。

善応殿(ぜんのうでん)

善応殿

善応殿は3代藩主・綱宗の霊屋。

戦火で焼失し、昭和60年に再建されました。

そのとき、焼失前の資料が少なかったため、綱宗が好きだった鳳凰と牡丹が採用されています。

さて、これで瑞鳳殿はおしまいです。

次は、再びるーぶる仙台に乗り、仙台博物館に移動します。

仙台市博物館

仙台市博物館です。写真を撮るのを忘れたので、フリー素材からもってきました。

仙台市博物館へのアクセス

・仙台駅西口から「るーぷる仙台」に乗車し、「博物館・国際センター前」バス停で下車します。バス停から博物館までは徒歩約5分。

その他、仙台市営バスでも「仙台市博物館前」バス停まで行くことができます。

・仙台市地下鉄東西線「国際センター駅」で下車。南1出口から徒歩約8分です。

仙台市博物館は、入館料に460円ここでもるーぶる仙台の割引がききます。

営業時間は9時~16時45分、休館日は毎週月曜日です。

今、ちょうど戊辰戦争の特集をやっております。(2018年11月現在)

中では伊達政宗のことだけではなく、仙台市全体の歴史や関わってきた人々、一般の人の生活の様子など様々な資料が展示されていました。

伊達政宗のことならともかく、仙台市のことに興味は無いなぁ~とか思っていましたが

古代の土器や戦国時代の鎧、戦争の時代の銃などの資料は心躍るものがあります。

仙台市博物館から仙台城跡は歩いて行ける距離だそうなので、歩いていきます。

↑はいここ、旅行において間違っちゃいけないとこですよ~テストに出ますよ~。

片倉小十郎屋敷跡地

今は何もない更地です。

仙台市博物館の裏ての山に仙台城跡があるので、家臣の住居がここにあっても不思議ではありませんね。

仙台城跡

では、仙台市博物館から徒歩で仙台城跡に向かいます。

仙台城跡へのアクセス

バス

仙台駅西口バスプールから「るーぷる仙台」という観光路線バスに乗車し、「仙台城跡」バス停で下車します。バス停から仙台城跡までは徒歩約5分です。

地下鉄

仙台市地下鉄東西線を利用し、「国際センター駅」で下車します。駅から徒歩約20分またはタクシーで約5分です。

タクシー

仙台駅からタクシーで仙台城跡まで約15分です。

車を利用する場合

仙台駅から車で約15分ほどです。仙台城跡には駐車場があり、訪問者は車でアクセスすることもできます。

徒歩で行く場合

仙台駅から仙台城跡までは約3kmで、徒歩約40分です。

はぁはぁ・・・ひぃひぃ・・・。

仙台市博物館から仙台城跡までの道のりが、思っていたより険しい。

坂は急だし、距離はそうでもないのにくねくね曲がっているから長く感じる。

るーぶる仙台を使えばよかった・・・。僕は何度同じミスを犯すんだ・・・・。

ようやく坂を上りきると、本丸大広間の遺構を見学できます。

実際に見てみるとかなり大きいですね。

そしてここには、伊達政宗の銅像としては一番有名な「伊達政宗公騎馬像」があります。

伊達政宗公騎馬像

実はこの像、最初に作られたものは、戦争のとき銅を集めるために溶かされてしまい、2代目の像になります。

台座には正宗の生涯を描いたレリーフが施されています。

最後にここから眺める仙台の街は最高です。

日没から23時まで伊達政宗像がライトアップされるそうなので、夜ここに来るのもいいですね。

ただし、るーぶる仙台の終電が16時なので他の移動手段を決めておかないといけません。

伊達政宗とは直接関係ありませんが、これは西南戦争・日清戦争等の戦没者慰霊碑です。

ブロンズ製の「とび」が慰霊碑をまもっています。

伊達政宗ゆかりの地を巡って

というわけで3か所ですが、伊達政宗ゆかりの地を巡ってみました。

煌びやかな霊屋も凄かったですが、仙台市博物館に立ち寄ったのはナイスな判断だったと思います。

今まで博物館はスルーしていたのですが、やはり伊達政宗が書いた書状のレプリカをみたり当時の生活の様子を感じさせる遺物をじかに見ることは楽しかったです。

あなたも仙台に観光に行く際はぜひ立ち寄ってみてください。

注意点としては

・るーぶる仙台を利用するのが便利、安いし。ただし平日でも混んでいるし終電も早め。ルートの逆回りもないので、時間に余裕をもってください。

速く仙台駅まで戻りたい場合は、途中の地下鉄の駅に近いバス停で地下鉄に乗り換えることをお勧めします。

・瑞鳳殿など坂道、階段が急で結構きついです。車では行けそうもないので、足腰が不自由な方は要注意。というか恐らく無理です。

こんなところかな。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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