最近ではYouTubeやSNSなどで「超格安旅行をしてみた」など、非常に安価なホテルに泊まったり、節約のために食事を食べないといった旅行スタイルをよく見かけます。
どういった旅行をするのかは個人の自由ですが、
僕は超格安旅行では旅行を楽しめないと思っています。
僕はこれまで何度も一人旅をして、日本全国をみて回りました。
その中で、「お金をかけるべきサービス」と「節約してもいいサービス」があることが分かりました。
サービスの質が下がらない節約術をガンガン利用すると旅行の満足度を格段に上げることができます。
本記事では、一人旅の予算の組み方や考え方、一人でも利用できるお得な割引サービスなどを解説し、実際に予算を組んでみました。
この記事を読めば、「お金をかけるべきところ」と、「お金を節約すべきところ」をしっかりと見極めることができます。
僕が日本全国を回って得た一人旅の知識や経験を凝縮しました。
きちんとお金を節約しつつ、快適な一人旅にしたい人はこの記事をぜひ最後まで読んでいってください。
一人旅ってどのくらいお金がかかるの?目安は?→5万円ぐらい
一人旅にかかる費用の内訳
一人旅にかかる費用は人それぞれなので一概には言えませんが
最低でも2万円ほどあれば綺麗なホテルに泊まれて、おいしいものを食べることができます。
(ビジネスホテル一泊8000円、交通費往復1万円、食事代2000円)
これはあくまでの最低金額なので、もっと一人旅を楽しみたい!という場合には
5万円ほど準備しておけばいいでしょう。
参考 観光庁による「旅行・観光消費動向調査」によると 一人当たりの消費額は4万3995円
観光庁の調査によると、日本人の国内旅行の一人一回当たりの支出は
2023年で4万3995円だそうです。
家族旅行なども含まれていると思いますが、一人旅でも5万円ぐらいの予算はみておきたいですね。
参考 じゃらん宿泊旅行調査によると宿泊費は1万9900円
一泊のホテル代金のアンケート結果では、1万9900円だそうです。
シティホテルで20700円、ビジネスホテルで13100円、リゾートホテルで28200円、旅館で24200円。
今はビジネスホテルも値段が上がっているので、13000円だと厳しいかな・・・と思いました。
一人旅の費用を安くする方法
一人旅の費用を下げる方法はいくつかあります。
例えば
・飛行機や新幹線の格安チケットを買う
・新幹線を使わず鈍行で行く
・食費、ホテルのランクを下げる
・旅行サイトの割引クーポンを利用する
・地域クーポンなど国や地方自治体の割引サービスを利用する
・お土産を買わない
といった方法があります。
この中で、おすすめなのが
です。
一人旅でも使えるお得な割引方法
地域クーポンを利用する→全国旅行支援
GOTOトラベルが終了(中止?)し、代わりに地域ごとに割引になる地域クーポンが登場しました。
地域クーポンは、○○県在住で○○県内の宿泊が最大5000円引きなど、住んでいる地域によって制約がありますが、
条件さえ満たせばだれでも使える上にコンビニなどで簡単にチケットを入手できるので、使いやすく非常にお得なサービスです。
僕自身も、静岡市や下呂温泉に一人旅にいったときに利用しました。
一泊夕朝食付きで12000円のホテルが、5000円引き(しかも商品券が2000円つく)なので一泊7000円なのは本当にお得です。
しかも、楽天トラベルなら楽天ポイントとも併用できるので
ポイント次第では、1000円で一泊することも可能。
(全額を地域クーポンと楽天ポイントで併用することはできない)
本当にお得なので、旅行先に地域クーポン券がないかぜひ調べてみてください。
追記 今では全国旅行支援となり宿泊料金の割引サービスを行っています。
旅行サイトの割引クーポンを利用する
楽天トラベルなどの旅行サイトでは、特定のホテルや旅館を対象に割引サービスを行うことがあります。
高級宿がメインだったり、好きなホテルが対象外だったりと利用するのが少し難しいですが、気になるホテルがうまく対象に入ればかなりお得に予約できます。
こまめに確認して、チャンスを逃さないようにしてください。
飛行機や新幹線の早割プランを利用する
飛行機や新幹線には「早割プラン」があり、出来るだけ早く予約すると割引率が高くなったり、グリーン車などのランクを料金そのままで上げることができます。
お土産をやめる
お土産を必ず買う必要はありません。
荷物になりますし、人によっては何万円もお土産を買うことになってしまいます。
そもそも周りの人に旅行に行くことを言わなければ、無理してまでお土産を買う必要はありません。
連休何してたー?とか聞かれたら
「家で寝てた」とか「実家に帰ってた」とか「趣味に没頭してた」
とか言っておけば問題ありません。
新幹線に安く乗る方法
格安チケットを買う
新幹線が停車する駅には格安チケットを販売している店舗があります。
行き先が指定されたり、席が自由席だったりと制限がありますが、うまく使えば新幹線代を安くすることができます。
こだまを利用する
新幹線は機種によってスピードが違い、速い機種になるほど料金が高くなります。
ぷらっとこだまなどのサービスを利用しこだまを使うと、ひかりやのぞみを使った時より値段を安くすることができます。
ただし、こだまを利用するということは「ひかり」や「のぞみ」を利用するより移動時間が増えてしまうので注意してください。
ホテル+入場料のセットプランを利用する
ホテルによっては、宿泊料+入場料のセットパックを販売しています。
別々に予約するよりもお得に利用できますが、部屋を選べなかったりホテルを選べなかったりするので、ホテルよりも目的地で遊ぶことが優先!というときに利用しましょう。
おすすめしない節約術
食費、ホテルのランクを下げる
外食はせずにコンビニですますとか、ビジネスホテルをやめてカプセルホテルにするなど、
ランクを下げると料金を安くできます。
ただ、満足度も下がるのであまりおすすめはしません。
僕はホテルでの「快適さ」や飲食での「満足度」は一人旅の成否に大きく影響すると考えています。
ホテルでくつろいだり、ご当地グルメを食べに行くなどそれだけで一人旅の目的になるものなので、ホテルのランクや食事をケチると一人旅の満足度が大きく下がってしまいます。
「お金をかけない一人旅」をおすすめしない理由 時間や満足度を犠牲にして数千円を節約する必要はない
数千円節約するために何時間も移動に使ったり、せっかく一人旅に来たのにコンビニ弁当を食べるって楽しいですか?
もちろん、自分は鈍行の電車に乗りたい!とか、ライブを見に来たのでコンビニ弁当で十分!というはっきりとした一人旅の目的があれば問題ありません。
地域クーポンの利用やお土産を買わない、簡単にできて特にリスクもないのでおすすめです。
地域クーポンはコンビニで簡単な手続きをすれば利用できますし(地域は限定されるけど)
お土産を買わないのは、周りの人にちゃんと説明できれば問題ないので非常に利用しやすい節約方法になります。
タクシーって高くない?と思う人は「タクシーを使わなかったときのリスク」を考えてみて
タクシーって高くてもったいない。というイメージありますよね。
実際、タクシーはほかの移動手段よりも割高です。
しかし、
・突然雨が降ってきたのに無理をして歩いて移動したので、風邪をひいてしまいホテルから動けなかった。
・道に迷ってしまった結果、真っ暗になってしまいホテルへの道のりがわからない・・・
などタクシーを利用すればリスクを避けることができます。
もちろん、新幹線や飛行機で移動するような長距離をタクシーで移動したら、高額な料金を支払うことになってしまいますが、
徒歩20分以上の距離を歩く場合であれば、タクシーを使ったほうが楽に早く快適に目的地に到着できます。
一人旅では、積極的にタクシーを利用してください。
これ以上出せない!という金額を決める
無駄遣いを防ぐためにも、予算の上限は決めておきましょう
・一般的には5万円~8万円ほど
・旅行先や宿泊日数、入場料などでも変動する
ただし、あんまりガチガチに考えてしまうと一人旅を楽しめないのであくまで目安と考えましょう。
実際に予算を考えて組んでみる
減らせない必要経費を計上する
ネットを使えば様々な割引サービスを利用できますが、どうしても割引できない料金もあります。
移動手段、ホテルのグレードなどからお金をかける優先順位を決める
移動に時間をかけたくないので、新幹線は絶対乗る。
ホテルはビジネスホテルの中でも、朝食がついているもの
お土産はなくてもいい など
お金をかける優先順位を決めておきましょう。
費用を下げると満足度も下がる
何でもかんでも費用を抑えればいいというものでもありません。
費用を下げると必ず満足度や便利さがさがってしまいます。
例えば、
・新幹線の特急料金
・タクシー代
・外食費
・ホテル代金
です。
バスとタクシーはどっちを利用すべき?
僕はお金を払ってでも時間がかからない方を選ぶべきだと思っています。
このように、「速さ」や「快適さ」はお金で買うことが出来ます。
何時間もバスに揺られたり、知らない人と一緒の空間にいることは想像以上にストレスになります。
一人旅を快適で楽しいものにするためにも、移動やホテル代金にはお金をかけることをおススメします。
検索サイトを使って試算する
一人旅のスケジュールを確認しながらネットを使って料金を計算してみてください。
(○○駅 △△駅 料金などで検索すると出てきます)
ホテルを予約する必要はまだ無いので、試してみてください。
飲食費、お土産代 その他を決める
お土産代の平均は2~3万円ほど
一回の飲食代の平均は千円~3千円ほど
そのほかにもしもの時のために、往復の交通費代を別にカバンなどに入れておくと安心です。
国内旅行最強のクレジットカード「楽天カード」
この条件をすべて満たすのが楽天カードです。
楽天トラベルと併用すると楽天ポイントが最大40%になります。
ぜひ、利用してください。
クレジットカードのほかに現金とQRコード決済を併用すると完璧
旅行にはクレジットカードのほかに現金とQRコード決済を用意しておくとトラブルにも対応できます。
現金は、財布を落としてしまったり、スマホの充電や電波が届かない場所のときに使えます。
念のため帰りの片道分の現金を財布とは別に用意しておくと万が一のとき安心です。
QRコード決済(電子マネー)はクレジットカードよりもさらに手軽に使える決済手段です。
楽天のコード決済「楽天ペイ」は楽天カードに紐づけすると1%ポイント還元。さらに楽天カードから楽天キャッシュにチャージすると1.5%還元されます。
コンビニなどクレジットカードを使うのがめんどくさい買い物にはQRコード決済が非常に便利なので使い分けると効率的です。
(仮)実際に予算を組んでみた
まとめ
予算はあくまでも目安なので、実際にはそんなに使わなかったり、逆に衝動買いしてしまい予想以上に使ってしまうこともあります。
流石に今後の生活に困ってしまうほど使ってしまうのは問題ですが、せっかくの一人旅です細かいことは考えず楽しめればそれが一番だと思います。
次回は、一人旅のホテルの予約方法を解説します。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
・一人旅ってどのくらいお金が必要なの・・・?
・安いホテルって大丈夫なの・・・?
・もっと安く旅行に行きたい